脱毛症とは?
脱毛症は、髪の毛が抜け落ちた後の毛根から新しい髪の毛が生えなくなる現象のことです。脱毛症を起こした毛根が増えることでハゲが進行するため、ハゲの主な原因であるといっても良いでしょう。
脱毛症のメカニズム
髪の毛は、一定周期ごとに新しい髪の毛に押し出されるようにして生え変わるようになっています。しかし、脱毛症を起こした毛根は新しい髪の毛が生えないまま古い髪の毛を抜け落としてしまうので髪の毛の空白地帯になってしまいます。脱毛症は、主に老化の進行と共に起こりやすく頭頂部から広がっていく性質を持っています。
脱毛症は病気なのか?
脱毛症にはかつて「台湾ハゲ」という呼び名がありました。これは脱毛症が病気であると考えられていた時代、台湾あたりから飛来した伝染病という意味で名付けられたものです。しかし、現在では脱毛症は病気ではなく生理現象の一種であると考えられるようになったこともありこの言葉は使われなくなっています。
脱毛症の種類
脱毛症には幾つかの種類があり、原因によって分類されています。
男性型脱毛症
男性型脱毛症は、男性ホルモンであるテストステロンが変化して生成されるジヒドロテストステロンの影響によって、毛根の機能が阻害されて発生する脱毛症です。男性型脱毛症は思春期以降から発生するといわれていて俗に言う若ハゲの原因にもなっています。
円形脱毛症
円形脱毛症は、ストレスなどの精神不安を原因として発生する脱毛症です。ストレスやアレルギーなどで自己免疫が毛根を攻撃してしまうことで、発毛を阻害することで発生すると考えられています。円形脱毛症は、髪の毛だけではなく眉毛や体毛などにも発生する場合があります。
老人性脱毛症
老人性脱毛症は、老化を原因として発生する脱毛症です。毛根自体に新しい髪の毛を生み出す力がなくなり、髪の毛を含む全身の体毛が薄くなり新しい毛髪が生えなくなります。老人性脱毛症には性差はなく、60歳以上の高齢に達することで発生しやすくなります。
産後脱毛症
産後脱毛症は、出産した後の女性に起こる脱毛症です。出産の影響で女性ホルモンが減少したことを原因として発生し、抜け毛が増えたり髪の毛が全体的に細くなったりといった症状が現れます。出産後半年ほどでホルモンバランスが回復すると症状は改善されます。高齢出産の場合や発症者の体力が低下している場合、円形脱毛症を併発することがあります。
薬物脱毛症
薬物脱毛症は、がんなどの病気に対して行なわれる化学療法の副作用として発生する脱毛症です。化学療法で使用される抗がん剤は、活発に働くがん細胞を攻撃する効用をもっていますががん細胞と同じくらい活発に働く毛根の細胞まで攻撃してしまうという難点を抱えているのが原因です。
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